兵庫県三田市 前橋内科循環器科医院
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今月の健康アドバイス
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今月の健康アドバイス
 
急に足が痛くなってきたら〜静脈血栓症に注意
被災地で起こりやすい病気

阪神大震災や東日本大震災などで、自家用車の中で寝泊まりしていた方の中で下肢の静脈に血栓ができ、それが肺動脈に詰まって肺梗塞を起こした方が多数おられました。

肺梗塞になると突然の息切れや胸痛を起こし、ひどい場合は命を落とすこともあります。このため下肢の静脈血栓症が疑われる場合は、早めに検査を行い、専門病院での治療が必要になります。

血栓ができやすい原因は

下肢静脈血栓症は以前からエコノミークラス症候群と呼ばれていたもので、飛行機などで長時間下肢を垂らして動かない状態でいると起こりやすくなります。エコノミークラスでなくても起こるため、最近ではロングフライト症候群と呼ばれています。

このように、長時間足を動かさない状態が続いたあとに片方のふくらはぎや太ももが腫れてきたり痛んだりした場合は、静脈血栓症が疑われます。飛行機に長時間乗ったあと、またはけがや病気で数日以上動かないと血栓ができやすくなります。このため、病院では手術をしたあとでもできるだけ早くベッドから起きて歩かせるようにしています。

また癌の治療中の方、女性ホルモンや避妊薬を服用中の方、自己免疫疾患(全身性エリトマトーデスや関節リウマチ)の方などは血栓ができやすいと言われています。その他に遺伝的に血栓ができやすい体質の方もおられます。

静脈血栓症の検査

血栓が疑われた場合、血液中のDダイマーという物質を調べます。Dダイマーはからだのどこかに血栓ができると産生されます。Dダイマーが陰性の場合は、血栓の可能性は低くなります。

Dダイマーが陽性の場合、あるいは陰性でも症状から静脈血栓症が疑われる場合は、下肢静脈エコー検査、あるいは造影CT検査により下肢および肺の血栓の有無を確認する必要があります。

静脈血栓症の治療

下肢静脈に血栓が確認された場合、放置すると血栓が慢性化したり、肺梗塞を起こす恐れがあるため、多くの場合は三田市民病院などの専門施設への入院が必要で、血栓を溶かす薬の点滴や内服による治療を行います。

大半の方は治療によりよくなりますが、再発の恐れがあるため、血栓が消失しても3〜6ヶ月は内服薬による治療が必要になります。その後は完全に血栓が消失していれば、治療を中止します。しかし血栓が残っている場合や再発した場合、また血栓ができやすい素因がある場合は継続した服薬が必要となります。

症状が良くなったからと言って勝手に服薬をやめると再発する恐れがあります。よく主治医と相談するようにしましょう。

 
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