兵庫県三田市 前橋内科循環器科医院
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心不全〜高齢者に増えている病気
心不全ってどんな病気ですか?

これから寒くなってくると、血圧が上がり、心臓にも負担がかかってきます。日本では高齢化が進んでいますが、加齢と共に心臓も弱ってきて、心不全になる方も増えてきています。

心不全は、心臓の働きが弱くなって肺や手足などに水がたまり、むくんだり、息切れで歩けなくなったりする病気です。心臓はからだのエンジンみたいなものですから、ここがやられると何をするにも疲れやすくなり、日常生活が制限されてきます。

どんな原因で起こりますか?

心不全は様々な心臓の病気が原因で起こります。最も多いのは心筋梗塞です。心筋梗塞になると動脈硬化によって心臓の動脈が詰まり、心臓の筋肉が部分的に死んでしまいます。このため、心臓のポンプ機能が働かなくなり、心不全になってきます。

その次は高血圧です。多くの方が加齢と共に高血圧になりますが、若い時から血圧が高いのを放っておくと、心臓に負担がかかって心臓肥大になります。心臓に肥大があっても、始めは心臓は元気に動いていますが、だんだんと心臓の筋肉が固くなり、十分な働きが行えなくなり、心不全になるわけです。

また心臓にはポンプの働きをするために4つの弁がありますが、これらの働きが弱ってくると心不全になります。代表的な弁の病気としては、大動脈弁狭窄症があります。これは心臓から大動脈へ血液が出るところの弁が狭くなり、そのために心臓に負担がかかって心不全になります。高齢化と共に、最近増えてきている病気です。

心不全にならないために

心不全にならないためには、まず心不全となる原因を作らないことです。心筋梗塞は動脈硬化が原因ですので、喫煙者はまず禁煙しましょう。また適切な体重の維持、適度の運動を心がけましょう。40歳を過ぎたら定期的に検診を受け、高血圧、糖尿病、脂質異常症などについてチェックを受けましょう。

高血圧の方は塩分を控えるようにし、高い値が続くようなら医師に相談して降圧剤による治療が必要か診てもらいましょう。胸部レントゲンや心電図などで「心臓肥大」と言われたら要注意です。将来心不全になる危険があり、一度循環器内科などの専門医の受診をお勧めします。

心不全の治療と日常の注意点

一度心不全と診断された場合、再発しないように日常生活には注意が必要です。まず気をつけるべきは塩分制限です。通常日本人は1日10g以上の塩分を摂っていますが、6g未満になるようにしましょう。また運動は心臓に負担にならない程度に、ウォーキングなどを医師と相談しながら行いましょう。

心不全の薬物療法としては、心臓の負担を減らす目的でACE阻害薬、ベータ遮断薬と言った降圧薬を少量から開始します。むくみや息切れがひどい場合は、からだから水分を減らす目的で利尿薬が使われます。しかし、利尿薬は使いすぎると腎臓に負担がかかるため、必要最小限の量を使うように調整します。この辺のさじ加減は、患者さんがご自分の体重などを見ながら自分で調整していただくこともあります。

心不全になると、完全に治るのはむずかしいですが、塩分制限や適切な薬物療法により、多くの方はお元気で生活をされています。心臓のことでお困りの方は、一度循環器の専門医を受診することをお勧めします。

 
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