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院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
前橋院長
皮膚は痒くありませんか

〜 「老人性乾皮症」について 〜
診察室で年配の患者さんの足や背中を見ますと、乾燥してかさかさになっており、ひっかき傷ができていたりします。
「かゆくないですか?」とお尋ねしますと、 「寒くなってからかゆみがひどいんです。」と訴え
られます。



この病気は「老人性乾皮症」と呼ばれる病気で、今回は杏林大学皮膚科の塩原先生の
お話をもとに、この病気について説明します。

老人性乾皮症の原因は何でしょう。
皮膚の水分量は角質の中の脂質によって保たれています。加齢とともにこの脂質が減少し、これによって皮膚の水分が失われてきます。皮膚が乾燥すると外界からの刺激を受けやすくなり、また知覚過敏になってかゆみが増してきます。
10月後半頃より、寒くなって汗をかかなくなり、また、暖房を使うことによって皮膚が乾燥しやすくなり、かゆみが出てくるようになります。

日常生活で予防できるようなことがあるでしょうか。
最近はどこでも冷房が完備して、汗をかかなくなりました。汗には色々と皮膚によい成分があり、汗をかくことで皮膚も若返ると言われています。ですから夏の間はできるだけ冷房を入れずに汗をかくのがよいでしょう。
またお風呂では、シャワーだけですと風呂場から出て30分くらいすると、水分が全部蒸発してしまいます。皮膚のためにはゆっくり湯船に使って汗をかくのがよいでしょう。また、タワシやナイロンタオルは皮膚を痛めるのでやめましょう。

治療はどうすればよいでしょう。
風呂上がりのまだ皮膚がぬれているうちに保湿剤をつかうのが効果的です。保湿剤としてはヘパリン類似物質(ヒルドイド)がいいでしょう。
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