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院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
「咳が続くとき」

当院には「風邪をひいたけど、咳がなかなか直らない」という訴えで来院される方が多数おられます。

風邪を引くと気管や気管支が過敏になり、咳や痰がいつまでも出る場合があります。多くの場合は喀痰溶解剤や気管支拡張剤、あるいは漢方薬などで次第に良くなります。


もともとアレルギーの素因のある人は、風邪をきっかけに喘息の症状が出る場合があります。この場合は抗アレルギー剤や気管支拡張剤などの服用で良くなりますが、時にはお薬を1〜2週間続ける必要があります。

発熱とともに頑固な咳が続く場合は肺炎を起こしている場合があります。レントゲン検査で肺に陰影ができ、適切な抗生物質の内服で治療することができます。

咳が1ヶ月以上続くようであれば、肺や気管支に何らかの異常のある可能性があります。
高齢者や喫煙者であれば肺癌が心配になります。胸部レントゲン検査を取ることである程度は診断できますが、疑われる場合は胸部CT検査が必要になります。当院では三田市民病院との連携により簡単に検査の予約ができ、結果も検査当日にわかります。

咳や痰、微熱が長期間続くようであれば結核も疑われます。他の人に移さないためにも、早めに受診してレントゲン、喀痰検査を受けることをお勧めします。

長期にわたって咳や痰が続く場合、気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫などの慢性肺疾患が疑われます。特に慢性気管支炎と肺気腫は近年増加しており、肺機能検査により診断することができます。治療はたばこを吸われている方はまず禁煙することが必要です。咳や痰が強い場合には気管支拡張剤や去痰剤などにより症状を和らげます。

また咳とともに鼻づまりや鼻水などの鼻炎症状が強い場合には、副鼻腔炎を合併している場合があります。この場合には抗生物質の適切な使用で治癒することができます。

この様にひとくちに咳と言っても原因は様々です。風邪の後でなかなか咳が直らない、あるいは風邪でもないのによく咳が出る、などの症状があれば、医療機関で精密検査を受けることをお勧めします。
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