http://www.dr-maehashi.jp
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
「妊娠中のお薬やレントゲン検査」

当院には時々妊娠中に風邪をひいたり腹痛などで患者さんがいらっしゃいます。 妊娠中で心配になるのは「薬を飲んだことで赤ちゃんに悪い影響がないだろうか」と言うことです。
妊娠中のお薬についての原則は、あたりまえのようですが、
「必要のない薬はできるだけ飲まない。」
「しかし母体の健康維持のために必要な薬は、注意しながら飲む。」
と言うことです。



たとえば、つわりで吐き気がひどいと言って来院された場合、まず精神的な安定に勤め、
食事を食べやすい物にしてもらいます。
しかしどうしても吐き気がひどくて食事が取れない場合は、比較的胎児への影響の少ない薬を必要に応じて服用してもらう場合もあります。

また、もともと喘息の方が妊娠中に症状がひどくなった場合は、我慢するよりも吸入薬などで治療した方が、母体にとっても胎児にとっても良い場合があります。

妊娠期間中でも、その時期によって薬の危険性は変わってきます。
妊娠のごく初期、すなわち最終月経の開始日より27日目までは胎児に対して薬の影響はほとんどありません。ところが28日目以降は胎児の体が作られるもっとも大事な時期で、できるだけ薬は控えるべきです。そして妊娠の中期から出産までは次第に安定してきて薬の危険性も減少してきます。

何らかの持病があって妊娠を希望される場合は、前もって主治医の先生とよく相談しておくべきでしょう。風邪や腹痛などで医療機関を受診する場合は、妊娠の可能性があることをはっきり伝えた方がよいでしょう。

風邪薬などを飲んでしまってから、妊娠に気づく場合もあるかと思います。
しかし総合感冒薬を数日服用した程度では、胎児に悪影響はほとんどないとされています。かかりつけの先生や産婦人科の先生とよく相談しましょう。

レントゲンを大量に浴びると胎児に悪影響を与えます。
しかし、通常のレントゲン検査(胸部レントゲン撮影、胃造影検査、注腸造影検査、CTなど)では胎児にほとんど影響がありません。もちろんレントゲンは避けるに超したことはありませんが、重大な病気が疑われるときはきちんと検査を受けるべきでしょう。

胎児への影響は薬も心配ですが、たばこやアルコールも胎児に大きな影響を与えます。妊娠中の喫煙と飲酒は厳に慎みましょう。
またビタミンAも大量に取りすぎると胎児に影響を与えますので注意しましょう。
「診療日記」一覧表へ
 〒669-1541 三田市貴志字丁田79-1  TEL 079-553-8088 FAX 079-553-8077 E-mail info@dr-maehashi.jp
Copyright 2004 c att's corporationl rights reserved. このHPの画像・文章・デザイン等の無断転載・複製を禁止します。