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院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
「肝臓病の方は鉄分の取りすぎに注意」

けがをすると流れ出てくる真っ赤な血。血液のこの赤い色は鉄分からできています。この鉄分が足りなくなると鉄欠乏性貧血になり、更年期までの女性によく見られる病気です。  

鉄分は体にとってなくてはならない物ですが、肝臓病の方にはこの鉄分の取りすぎが良くないと言うことが最近わかってきました。
従来肝臓病の治療には高たんぱく質の食事を取るのがよいとされてきました。また民間療法としてシジミや牛レバーがよいとか、健康食品として鉄分の多いウコン、クロレラ、アガリスクなどをたくさん取っている肝臓病の方も多数見受けられます。
ところが最近C型慢性肝炎では鉄過剰を来しやすく、鉄分の摂取が肝炎をさらに悪化させることがわかってきました。
鉄分の多い食べ物としては肉類(特にレバー)、納豆、卵の黄身、貝類(シジミ、カキなど)、煮干し、ほうれん草などで、肝臓の悪い人はこれらの食事を控えた方がよいでしょう。


体の中にどれくらい鉄がたまっているかは血液検査により簡単に調べることができます。
その結果、鉄分が過剰にあると判定された方には鉄分の摂取を制限するだけでなく体内から血液を抜く治療法(瀉血療法)が有効です。

瀉血療法は、具体的には血液検査の時に採血をするのと同じように静脈から血液を抜きますが、1回につき100ml程度をゆっくりと抜いていきます。
この治療法によりC型肝炎の進行を遅らせ、肝硬変や肝臓癌の発症を防ぐ効果があります。C型慢性肝炎の治療としてはインターフェロンが最も有効ですが、中には効果のない患者さんもおられ、そのような方にもこの瀉血療法は有効とされています。
ただし、この治療法は現在健康保険が適用されず、自費になります。当院でもこの治療法を行っていますが、具体的には直接当院にお問い合わせください。
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