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今月の健康アドバイス
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Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
 
風邪かな?と思ったら
ウイルスによる風邪の症状

季節の変わり目になると、体調を崩して風邪で受診される方が多くなります。
風邪は通常ウイルス感染によるもので、鼻水・咳・痰が数日間持続し、発熱を伴うこともあります。ウイルス感染に対して特効薬はなく、治療は解熱剤や咳止めなどの対症療法が中心になります。
最も大切なことは十分な休養と栄養を摂ることです。家族がかかった場合は、感染を防ぐために手洗いを徹底し、タオルを共有しないようにしましょう。

風邪に似た症状でも

しかし風邪と思っていても、中には様々な病気が含まれていることもあります。

典型的なものとしてはインフルエンザがあります。
インフルエンザの流行期に高い発熱と関節痛・筋肉痛を伴えば、インフルエンザが最も疑われます。この場合はタミフル・イナビルなどの抗ウイルス薬が有効です。

鼻水・鼻づまりなどが主体の風邪で、発熱や濃い鼻水・鼻のまわりの痛みがある場合は細菌感染の疑いがあり、ペニシリン系の抗生物質が有効です。
しかしそれほど症状が強くない場合はウイルスによる風邪の可能性が高く、漢方薬などによる治療を行います。

「のどがすごく痛い」と訴えて病院に来られる方がおられます。この場合、高熱があったりのどが腫れてつばも飲み込めない、などの状態の時はのどの後ろが化膿していて、切開が必要な事もあります。このような時はすぐに耳鼻科のある病院を受診する必要があります。

そこまでのどの痛みがひどくない場合、ウイルス感染の場合が多いですが、子供や若い方では「溶連菌」という細菌による感染症のことがあります。
溶連菌感染は、のどの奥の粘液を調べることで簡単に診断することができます。溶連菌感染症と診断された場合、ペニシリン系の抗生物質を10日間服用していただきます。
溶連菌検査が陰性の場合は、ウイルス感染が疑われるため、漢方薬や抗炎症剤などの対症療法になります。

風邪の中でも、咳が長引く場合があります。人によっては3週間くらい咳が残ることもありますが、多くはウイルス感染によるもので、治療は咳止めなどの対症療法になります。

ただし38度以上の発熱や脈拍、呼吸数が速く、全身状態が悪そうな時は肺炎の可能性があり、胸部レントゲン検査などを行います。

また1ヶ月以上咳が続く場合は、咳喘息や肺結核などの可能性があり、一度医療機関を受診することをお勧めします。

 
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