http://www.dr-maehashi.jp
今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
糖尿病で苦しまないために A

糖尿病と診断された場合、どのようにすれば良いでしょうか。
それはまずできるだけ血糖値を正常に近い状態に維持し、糖尿病による合併症(動脈硬化症、網膜症、腎症、神経症など)を予防することです。

HbA1cの目標値は?

血糖コントロールがうまくいっているかどうかは、HbA1cを測定することによりわかります。HbA1cは過去1〜2ヶ月の血糖の状態を反映する指標です。

比較的若年(60歳未満)で、血糖降下薬やインスリンを使用していない場合は、できるだけ血糖値を下げた方が良く、HbA1cは6%未満をめざします。
一方インスリンや血糖降下薬を使用している場合は、あまり厳格に血糖コントロールを行うと低血糖になる恐れがあり、HbA1cは7%未満をめざすと良いでしょう。この値は空腹時血糖なら130mg/dl未満、食後2時間血糖値なら180mg/dl未満が目安となります。
また75歳以上の高齢者の方、認知症のある方、低血糖を起こしやすい方などはHbA1cは8〜8.5%未満でも良いとされています。

自分の血糖値を知る

よりよい血糖コントロールのためには、自分の血糖値を知ることも重要です。
病院受診時だけでは1〜2ヶ月に1回の血糖値しか知ることができません。しかし血糖は食事や運動により絶えず変動しています。自分で血糖を測ることにより、よりよい血糖コントロールができ、低血糖の予防にもなります。

血圧や脂質は?

糖尿病の方は動脈硬化を起こしやすいため、血圧や脂質異常の管理も重要です。

血圧は130/80mmHg未満をめざします。家庭で血圧を測る場合は、125/75mmHg未満がいいでしょう。ただし、高齢者や脳梗塞の方などは少し高めの方がいいでしょう。

脂質については、糖尿病の方ではLDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)は120mg/dl未満、狭心症や心筋梗塞のある方は100mg/dl未満にした方が良いとされています。またHDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)は40mg/dl以上、中性脂肪は150mg/dl未満(早朝空腹時)をめざします。

これらの指標を達成するためにはまず食事療法、運動療法が重要になります。食事、運動療法を行っても血糖、血圧、脂質のコントロールができない場合は、薬物療法を行います。

食事療法、運動療法の具体的な方法については、次回に説明します。

過去の健康アドバイス一覧へ
 〒669-1541 三田市貴志字丁田79-1  TEL : 079-553-8088 FAX : 079-553-8077 E-mail : info@dr-maehashi.jp
Copyright (c) att's corporation all rights reserved. このHPの画像・文章・デザイン等の無断転載・複製を禁止します。