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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
歩きにくさを感じたら
〜下肢動脈閉塞症ではないですか?
下肢動脈閉塞症はどんな病気?

下肢動脈閉塞症は動脈硬化により、下肢の血流が減少することにより起こる病気です。

下肢動脈閉塞症の初期には、安静時には異常がなく、歩いた時だけ下肢の血流が低下してだるさを生じ、歩けなくなります。しかし立ち止まって数分すると血流が回復し、またしばらく歩けるようになります。この状態を「間欠跛行」といい、下肢動脈閉塞症に特徴的な症状です。

下肢動脈閉塞症が進行すると、安静時にも足の冷えや痛みを感じるようになり、さらに進むと足に潰瘍ができるようになり、ひどい場合には足を切断する場合もあります。

どんな人がなりやすい?

下肢動脈閉塞症はどのような人がなりやすいでしょうか。
最も注意すべきは喫煙で、タバコを吸っている方は是非とも止めましょう。

糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病の方も要注意です。特に糖尿病の方がこの病気になると、足の小さなけがなどがきっかけで感染を起こし、潰瘍や壊疽になる恐れがあります。当院では糖尿病の方を診察する時は靴下を脱いでもらって足の状態をチェックし、いつも清潔を保ってもらうようにしています。

下肢動脈閉塞症の診断

下肢動脈閉塞症の診断は、まず腕と足の血圧を測ることにより行います。
通常は腕より足の血圧の方が高いのですが、下肢動脈閉塞症では足の血圧が低くなります。さらにエコー検査や、血管造影検査により、下肢動脈の狭窄や閉塞の状態を調べます。

下肢動脈閉塞症の治療

治療法は、軽症の場合はまず薬物療法を行います。血管を拡張させる薬や、動脈硬化を抑える薬を服用すると、多くの方で症状が改善し、歩きやすくなったり、足の痛みや冷えがなくなります。

重症になると薬物療法のみでは不十分で、バルーンによる血管拡張術やステント留置術を行いますが、動脈に高度の狭窄や閉塞がある場合には手術を行うこともあります(下図参照)。

(左)狭窄部(右)治療後

いずれにしても、下肢動脈閉塞症と診断された場合には、下肢だけでなく、心臓や脳の動脈硬化も起こしている可能性があります。
禁煙と共に適切な運動、健康的な食事を心がけましょう。

当院では、腕と下肢の血圧を同時に測る検査器械を設置しています。気になる方は気軽にお申し出下さい。

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