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今月の健康アドバイス
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Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
咳が長引く時

寒くなってくると風邪にかかる方が増えてきますが、今年の風邪は咳を訴える方が多いようです。いつまでも咳が長引く場合は、夜も十分に眠れなかったり、仕事にも支障が出ます。
また何か重大な病気が潜んでいないかと心配になります。

咳が長引く時、以下のような原因が考えられます。

1. かぜのあとの咳

いわゆるかぜ症状(一時的な発熱、喉の痛み、鼻水など)に伴う咳です。
1週間以上持続する場合は肺炎の合併や、百日咳の場合もあります。

2. 肺炎

咳以外に緑色の痰や時に血の混じった痰も伴います。発熱や倦怠感が持続します。
診断は胸部レントゲン検査、血液検査、喀痰検査などにより行います。
高齢者では生命に関わることが有り、活気がない、食欲低下などがあれば要注意です。

3. 気管支喘息

喘息は発作的に息が苦しくなる病気です。
ふつう喘息発作が起こると「ゼイゼイ」と言った呼吸音(喘鳴)が聞こえますが、「咳喘息」というタイプでは喘鳴はなく、発作的に起こる咳が特徴です。寒い空気を吸ったりすると悪化するのが特徴です。
患者の息の中の一酸化窒素という物質が増加するため、これを測定することによって診断できます。
治療は吸入ステロイドなどの喘息治療薬を使用します。

4. 間質性肺炎

最近は高血圧や不整脈などで、長期間薬を飲む方が増えています。
人によってはこれらの薬が原因で間質性肺炎という病気が起こり、咳や息切れを生じる場合があります。小柴胡湯などの、漢方薬でも間質性肺炎が起こる場合があります。

このような症状はありませんか

その他、結核、肺癌、心不全、逆流性食道炎など、様々な病気で咳が起こってきます。
咳が続く場合、以下のような時は早めに医療機関を受診しましょう。

1 咳が1週間以上続く時
2 高熱が出たり、体がとてもしんどい、
食欲が極端に落ちた場合など
3 痰に血が混じる場合
4 息切れ、胸痛、動悸、むくみなどを伴う場合

これらの症状があれば、胸部レントゲン検査、血液検査、喀痰検査などを行いますが、診断がむずかしい場合は、胸部CT.検査などでさらに精密検査を行うこともあります。

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