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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
動悸を感じたら @
長く続いたり、歩きづらさ・息切れを感じたら受診を

日常生活の中で動悸を感じる方は多いと思います。
たとえば走った時、人前でしゃべらないといけない時などです。
このように原因がはっきりしているときは問題ありませんが、何もしていないときに急にどきんとすると心配になります。

動悸は脈が乱れたり、脈が速くなった時などに感じます。
誰にでも脈の乱れは有り、特に寝不足などで疲れた時には出やすくなります。
動悸はたまに出るくらいなら心配ありませんが、いつまでも続いたり、歩きづらさや息切れを感じたりするようなら、心臓や肺に異常がある場合があり、心臓専門医(循環器内科)を受診した方がいいでしょう。

当院での検査と治療 ― 心臓が原因で起きるもの

当院では動悸を感じる、あるいは検診などで不整脈(脈の乱れ)を指摘されたと言うことで来院される方がおられます。
このような場合、心臓の聴診などによる診察、胸部レントゲン検査、心電図検査をまず行い、これらに異常が無ければ心配することはないでしょう。

しかし症状が持続する場合や、高血圧、糖尿病、心臓病などの持病がある場合は、さらに24時間心電図検査、心エコー検査などの精密検査を行う場合もあります。
24時間心電図検査は携帯型の心電図の器械をからだに取り付け、24時間の心電図を記録するものです。これにより、様々な不整脈を検出することができます。
また心エコー検査では心不全、心肥大、弁膜症など、不整脈の原因となる病気を診断することができます。

これらの検査により動悸の原因を探り、必要に応じて薬物治療などを行います。
たとえば高血圧や心不全があると心臓に負担がかかり、動悸を起こしやすくなります。
この場合には降圧剤や心不全の薬の服用により、動悸もなくなってきます。

動悸を起こす不整脈の中で、注意すべきは心房細動です。
これは脈の乱れが持続する状態で、放置すると心臓の中に血の塊ができ、これが脳の血管に詰まると脳梗塞になることがあります。
心房細動については、次回くわしくお話しします。

心臓以外が原因で起きるもの

心臓以外の病気で動悸が起こることもあります。
代表的な病気は甲状腺機能亢進症(バセドウ病)で、甲状腺ホルモンが過剰に作られることにより生じ、動悸、発汗、下痢、体重減少、手のふるえなどが起こってきます。
診断は甲状腺ホルモンを測ることによって行います。

また肺の病気による低酸素状態、貧血などでも脈が早くなり、動悸を起こします。

これらはいずれも元の病気を治療することで動悸が治まります。

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