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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
寝たきりにならないために
〜骨粗しょう症の予防と治療 A

超音波法やレントゲン撮影による検査で骨量が若い時の70%未満の場合は、骨折の危険性が高いため、薬物療法を開始した方が望ましいでしょう。
また50歳以上の方でわずかの外力にもかかわらず、大腿骨や背中の骨に骨折を生じた場合は、骨粗しょう症を起こしている可能性が高く、早期に薬物療法を始める方がいいでしょう。

骨粗しょう症の治療 ― 薬物療法

骨粗しょう症の薬にはいくつかの種類があります。

ビタミンD製剤は全年齢層の方に使用できる基本的な薬剤ですが、最近より効果の強いエディロールが使われるようになってきました。
ビタミンDはカルシウムの腸からの吸収を助け、骨を丈夫にする働きがあります。
ほとんど副作用はありませんが、高齢で腎臓の働きが弱ってくると高カルシウム血症を来す恐れがあります。高カルシウム血症になると元気がなくなり、食欲が低下してきます。気になる方はかかりつけの医療機関に血液中のカルシウム濃度を測ってもらいましょう。

更年期以降70歳くらいまでの女性では、選択的エストロゲン受容体モジュレーター(エビスタ、ビビアント)が推奨されます。
ほとんど副作用はありませんが、まれに静脈血栓症や肺塞栓症を起こすことがあります。足のむくみや息切れを感じたら、服薬を中止して医療機関に相談しましょう。

主に高齢者に使われ、骨折予防効果が強いのがボナロン、フォサマック、ベネット、アクトネル、ボノテオ、リカルボンなどのビスホスホネート製剤です。
これらの薬は起床時に服用し、そのあと30分間は横にならないようにし、食事をすることもできません。これまでは毎朝服用する必要がありましたが、最近では1ヶ月に1回だけ服用する薬や、注射薬(ボノテオ)も出てきました。これらの薬は骨粗しょう症による腰痛などでお悩みの方にも効果が期待できます。
副作用としては、逆流性食道炎による胸やけを生じることがあります。また虫歯などで歯を抜いたあと、顎の骨が壊死する場合があります。虫歯のある方や治療中の方は、この薬の使用を中止し、かかりつけ医や歯科医に相談しましょう。

さらに、骨粗鬆の強い方に対して、より強力な注射薬も色々と開発されてきました(フォルティオ、テリボン、プラリアなど)。

骨粗鬆が気になる方は、当院でも検査、治療を行っていますので、お気軽にご相談下さい。

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