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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
高血圧と言われたら
高血圧はなぜ悪い?

寒くなってくると血圧が上昇しやすくなります。
血圧があまり高いと肩こり、頭痛、ふらつきなどの症状がありますが、多くの方は少し血圧が高いくらいでは特に症状はありません。

では高血圧はなぜいけないのでしょうか。
高血圧が何年も続くと全身の動脈硬化を来たし、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害、狭心症や心筋梗塞、大動脈瘤、腎不全などを起こしやすくなります。
これらの病気は動脈硬化がかなり進んでから現れる状態で、予防のためには早い時期からの高血圧の管理が重要になります。

どれくらいからが高血圧?

血圧はいくら以上になるとよくないのでしょうか。
日本高血圧学会のガイドラインでは、病院の診察室で測った場合、140/90mmHg以上が高血圧とされています。従って、血圧値は140/90mmHg未満にした方がよいでしょう。

なお糖尿病・腎不全の方は、より厳しく130/80mmHg未満がよいとされています。
また、高齢者はあまり下げすぎない方がよく、150/90mmHg未満がよいでしょう。
ただし、ふらつきなどがなければ、最終的には140/90mmHg未満にすべきとされています。

最近は家庭血圧を測る方も増えており、家庭では診察室よりも5mmHg低い値、すなわち135/85mmHg未満にした方がよいでしょう。

まず生活習慣の修正を

それほど血圧が高くなく、他に糖尿病や腎臓病などの合併症がない場合は、いきなり薬を飲むのではなく、まず生活習慣の修正を勧めます。

生活習慣の修正は、

  • 減塩(1日6g未満)
  • 野菜・果物の積極的摂取
  • 脂質の適正摂取(動物性脂肪を控え、魚を積極的に摂る
  • 減量
  • 運動
  • 節酒(1日あたり日本酒1合またはビール中瓶1本以下)
  • 禁煙

からなります。

糖尿病や脂質異常症のある方は、これらの修正がより効果的です。
食事の具体的な修正については、管理栄養士による栄養指導が効果的です。
当院でも行っていますので、お気軽にご相談下さい。

薬を服用する場合

生活習慣の修正を3ヶ月程度行っても外来での血圧が140/90mmHg以上の場合は、降圧剤を服用した方がよいでしょう。
降圧剤を飲み始めても、生活習慣の改善などにより血圧が低下すれば服薬を中止することができますが、くわしくはかかりつけの医師にご相談下さい。

一般的に降圧剤は朝に服用することが多いですが、高齢者では起床時のみ血圧が高く、夜は低い方がおられます。このような場合は、寝る前に降圧剤を飲むとよいでしょう。

朝や夜の血圧を知るには、家庭血圧を測る必要があります。
血圧が高めと言われたら、家庭血圧計(できれば腕で測るタイプ)の購入をおすすめします。

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