http://www.dr-maehashi.jp
今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
認知症にならないために

先日NHKスペシャルで認知症の予防と治療についての特集がありました。
内容は3つからなりますが、たいへん参考になりましたのでここで紹介したいと思います。

1. すでにある薬で認知症の進行を抑える。

シロスタゾールという薬は、以前から脳梗塞や動脈硬化に使われている薬ですが、この薬を飲むと認知症の進行を抑えられることがわかりました。
また、インスリンを鼻から吸入すると認知症の進行を遅らせることが発見されました。
今後これらの薬が認知症の薬として使われるようになっていくと思われます。

2. 注目の介護法「ユマニチュード」

ユマニチュードはフランスで開発された、認知症に対する新しい介護法です。
アルツハイマー型認知症になると、たいへん怒りっぽくなり、本人も介護する方もつらい思いをする場合があります。ユマニチュードは、認知症の方に対して徹底して人間らしく接することで行動、心理症状を和らげます。

認知症の方は不安感があるので、決して驚かせてはいけません。また視野が狭く、正面方向しか人を認識できないことがあります。このため認知症の方に接する時は遠くからゆっくり近づきます。

また認知症の方は、会っている人が誰かはわからなくても、その人の表情や感情は良く認識できます。ですからいつも笑顔で、優しい声や動作で接するようにしましょう。「私はあなたの敵ではないですよ」と伝える姿勢がたいせつです。

スキンシップも大変重要です。ゆっくり正面から笑顔で話しかけながら、手を握ったり、本人の意志を尊重しながら手足をゆっくり動かしましょう。

番組ではこのようなアプローチにより認知症の方に笑顔が現れ、その姿にふだん世話をしているスタッフの方が感動している様子が映されていました。ふだん認知症の方に接する機会の多い私たちもたいへん参考になりました。

3. 認知症の予防法「心臓によいことは脳にも良い!」

認知症の予防のためには、心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化にならないようにすることが重要だとわかってきました。すなわち、高血圧、糖尿病にならないようにふだんから食べ過ぎ、塩分の摂りすぎに注意し、適度の運動をすることが大切です。
また、喫煙は動脈硬化にも認知症にもたいへん良くありません。

今後、高齢化でますます認知症の方が増加すると思われます。
ふだんから生活習慣を見直して、認知症にならないようにしましょう。

過去の健康アドバイス一覧へ
 〒669-1541 三田市貴志字丁田79-1  TEL : 079-553-8088 FAX : 079-553-8077 E-mail : info@dr-maehashi.jp
Copyright (c) att's corporation all rights reserved. このHPの画像・文章・デザイン等の無断転載・複製を禁止します。