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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
ひそかに進行する慢性腎不全〜透析にならないために @
年間の透析患者数は30万人以上

透析は慢性腎不全の方が定期的に受ける治療法です。
慢性腎不全が進行すると、身体から水分や毒素を排泄することができず、週2〜3回、数時間ずつの透析治療を受けなければならなくなります。

透析を受けるようになると、時間的にも大きく制約され、また多くの医療費が必要になります。
日本では年間31万人の方が透析治療を受けておられ、毎年新たに3万7千人の方が新たに透析治療を受けるようになっています。

早期発見と早期治療、生活改善で進行を防ぐ

慢性腎不全は徐々に進行し、初期にはほとんど症状がありません。
腎不全が進行すると足や顔がむくむようになり、肺には水がたまって息切れを生じるようになります。さらに進むと尿毒症となって食欲がなくなったり、意識がもうろうとなったりしてきます。

しかし、尿毒症の症状が出てきた時点ではすでに腎不全はかなり進行しており、腎臓の機能の回復はむずかしい状態になっています。

そこで、慢性腎不全では初期の段階で発見し、適切な生活習慣の改善や薬物療法により、腎不全の進行を抑えて透析にならないようにしていくことが大切です。

尿たんぱく・クレアチニン値をチェック

皆さんは会社の健康診断や、特定検診などで尿、血液検査を受けられると思います。
このうち、腎不全の徴候として重要なのは「尿たんぱく」「血清クレアチニン値」です。

正常の方は「尿たんぱく」は陰性となります。すなわち、尿に蛋白が検出された場合は腎臓病の可能性があり、将来腎不全になる可能性もあります。

またクレアチニンはからだに不要なもので、腎不全になると徐々に血液中にたまり、値が上昇しています。「血清クレアチニン値」の正常値はどの検査器で測定するかによって異なりますが、当院では、男性では1.16mg/dl以上、女性では0.86mg/dl以上だと異常になります。

疑いがある場合は早めに受診しましょう

この値を超えると、直ちに腎不全というわけではありませんが、健康診断などで「尿たんぱく」陽性、または「血清クレアチニン値」が高いと言われ、腎臓病の疑いがあると言われた方は、早めに医療機関を受診されることをおすすめします。

特に高血圧、糖尿病のある方は腎不全になりやすく、透析になる方も多いので注意が必要です。

もし腎不全の疑いがあると言われた場合はどうしたらよいでしょうか。それについては次回ご説明します。

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