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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
高齢者の薬の副作用に注意

高齢になると内科の病気だけでなく、整形外科、泌尿器科、眼科など複数の医療機関からお薬をもらっている方が多く見られます。
この場合、いくつかの薬を重ねて飲むことにより副作用が出やすくなります。

薬の種類と副作用の症状

たとえばワーファリンは不整脈や脳梗塞の治療に使うお薬ですが、この薬を飲んでいる方が肺炎などで抗生物質や解熱剤を服用すると、ワーファリンの作用が強く出て出血しやすくなります。
また今年のように猛暑で熱射病になると腎臓の働きが弱り、薬の副作用が出やすくなります。

尿の出が悪くなり、何度もトイレに行きたくなる病気、前立腺肥大症は高齢者に多い病気ですが、この病気の治療薬は起立性低血圧(寝ている状態から立ち上がると血圧が下がり、ふらついたり倒れたりする状態)を起こすことがあります。
特に高血圧の薬を飲んでいる方は、薬が重なることで副作用が強くなることがあるので注意が必要です。

一般に、高齢者の方は薬を代謝する力が落ちており、副作用が出やすいので注意が必要です。
ロキソニンやボルタレンは痛み止めによく使われる薬ですが、大人の通常量(1日3錠)を飲むと、胃潰瘍になって吐血したり、腎不全になることもあります。

漢方薬は副作用が少ないと言うことで、最近よく使われていますが、やはり高齢者には副作用が出やすいので注意が必要です。
たとえば抑肝散は神経症などによく処方されますが、甘草(カンゾウ)という成分が含まれており、連用すると血液中のカリウム値が低下し、むくみや高血圧、脱力感等の原因になります。

副作用を防ぐために

では、薬の副作用を防ぐにはどうしたらいいでしょうか。

医療機関にかかる時は、現在飲んでいる薬が書かれた「お薬手帳」を必ずお出ししましょう。
またこれまで飲んでいた薬でアレルギーや副作用が出た場合は、
必ずお知らせください。
さらに、お薬を飲まれて何か不都合を感じた時は、すぐにかかりつけの医療機関や薬局に相談しましょう。

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