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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
糖尿病で苦しまないために D
糖尿病の薬物療法
運動療法や食餌療法を十分行っても血糖コントロールがうまくいかない場合、薬による治療が必要になります。
一般的にはヘモグロビンA1c(JDS値)が6.5%以上、空腹時血糖値が130mg/dl以上、食後血糖値が180mg/dl以上になると薬を使用した方が望ましいでしょう。
糖尿病の治療薬
糖尿病の治療薬には経口薬注射薬があります。
経口薬には多くの種類があり、患者さんの年齢や状態によって使い分けられます。
これまで経口薬で最も使われていた薬はスルフォニル尿素薬(SU薬)という種類で、グリミクロン、アマリール、ダオニールなどがあります。
SU薬は血糖値がよく下がりますが、逆に低血糖を来すおそれがあり、最近は徐々に使用量が減っています。ビグアナイド薬(メデット、メトグルコ)は低血糖を起こしにくく、食欲を抑制して肥満になりにくいので当院ではよく使っています。
DPP-4阻害薬は新しい薬で、やはり低血糖を起こしにくく、使用頻度が増えていますが、価格の高いのが難点です。
注射薬にはインスリンとGLP-1受容体作動薬の2種類があります。
インスリンはもともと膵臓から分泌されるホルモンで血糖を下げる働きがあります。糖尿病が進むと経口薬だけでは不十分で、インスリンの注射が必要になります。
注射というと嫌がる人もいますが、最近は注射器具が改善され、簡単に注射することができます。針も細くなり、痛みは軽度です。インスリンの注射を医師から進められた場合、一度試してみてはどうでしょうか。
GLP-1受容体作動薬は新しい糖尿病の注射薬です。食後の血糖上昇を抑えるため、低血糖の副作用がおきにくく、また食欲を押さえるため太りにくくなります。比較的早期の糖尿病で、肥満が気になる方にはおすすめの治療法です。
副作用について
糖尿病の薬にはそれぞれ特有の副作用があります。
初めて処方されるときは、医師や薬剤師から副作用についてよく説明を受けてください。
また薬を使い始めて何か異常を感じたときは、すぐに医師または薬剤師に相談しましょう。
副作用として特に注意すべきは低血糖です。
食事の時間が遅れたり、いつもより運動量が多かったりすると起こりやすくなります。
低血糖になると空腹感、冷や汗、動悸などが起こり、ひどくなると意識が低下したり、昏睡になります。
低血糖の予防のために、つねにブドウ糖を携帯するようにしましょう。ブドウ糖はかかりつけの医師や薬局でもらうことができます。
また低血糖を起こす場合は薬が効きすぎている場合もあるので、医師に相談しましょう。
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