http://www.dr-maehashi.jp
今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
糖尿病で苦しまないために C
糖尿病の運動療法
糖尿病の方は、食事療法と共に運動療法を行う必要があります。
運動療法にはどのような効果があるでしょうか。
1 運動により血糖値が低下し、糖尿病が改善する。
2 減量効果があり、ダイエットになる。
3 加齢や運動不足による筋萎縮や骨粗鬆症の予防になる。
4 高血圧や高脂血症の改善に有効であり、
脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化の予防につながる。
5 心肺機能を良くし、運動能力を向上する。
6 運動による爽快感により、ストレス発散につながる。
どのような運動がよいか
運動には2種類あります。歩行、ジョギング、水泳などの有酸素運動と、腹筋や腕立て伏せ、ダンベル体操などのレジスタンス運動です。
糖尿病治療に向いた運動は有酸素運動ですが、最近の研究では、筋肉を鍛えるレジスタンス運動も有効であることが分かってきました。
水中歩行は有酸素運動とレジスタンス運動がミックスされた運動であり、膝にかかる負担が少なく、特に肥満のある糖尿病患者さんに有効です。
運動の強さはどれくらいがよいか
運動の強さは自分で脈拍数を測ることで知ることができます。
50歳未満では1分間に100〜120回、50歳以降は1分間に100回以内に留めるようにしましょう。
不整脈などのため脈拍がわかりにくい時は、自分自身の「楽である」、または「ややきつい」と言った目安を基準にしましょう。「きつい」と感じる時は強すぎる運動です。
運動の量・頻度は
歩行運動では1日15〜30分間を1日2回、1日の運動量として歩行は約1万歩が目安でしょう。
できれば毎日行うことが理想的ですが、少なくとも1週間に3回以上の頻度で行うことが望ましいでしょう。
運動療法を行う際の注意点は
1 糖尿病または糖尿病予備軍と診断された場合、急に激しい運動を行うと心臓病や腎不全、網膜症などが悪化することがあります。
運動を開始する前に、必ずかかりつけの医師に相談しましょう。
2 血糖降下剤の内服やインスリン治療をしている方は、運動により低血糖になる恐れがあります。運動を始める前に必ず医師にご相談下さい。
3 これまで運動をしていなかった場合は、始めは軽めの運動から開始し、徐々に運動の強さや時間を増やしていきましょう。
4 腰痛、膝痛などがある場合は、筋力トレーニングなどにより筋力の増強を図ることが重要です。かかりつけの医師に相談しながら運動を行いましょう。
5 運動を行っても消費カロリーはわずかです。食事療法も平行して行っていきましょう。
なかなか運動する時間がない方へ
忙しくてまとまって運動する時間が取れない方も多いと思いますが、日常生活の中で運動する時間がないか探しましょう。例えば・・
1 通勤の時に家から駅まで、または駅から会社までを歩く。
2 通勤の時は少し早めに出社して駐車場の周辺を歩く。
3 駅やデパートなどではできるだけ階段を使う。
4 職場では、率先して力仕事を行う。
5 家庭や職場で、ふき掃除やトイレ掃除を率先して行う。
6 休みの日はショッピングモールで買い物を楽しみながら歩き回る。
7 風呂上がりにテレビを見ながらストレッチや腹筋などを行う。
などです。
とにかく、今の世の中、便利になりすぎて体を使うことがどんどん減っています。
寝る前に10分程度体を動かすと、寝付きも良くなります。
明日から少しずつでも運動を始めませんか。
過去の健康アドバイス一覧へ
 〒669-1541 三田市貴志字丁田79-1  TEL : 079-553-8088 FAX : 079-553-8077 E-mail : info@dr-maehashi.jp
Copyright (c) att's corporation all rights reserved. このHPの画像・文章・デザイン等の無断転載・複製を禁止します。