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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
糖尿病で苦しまないために A
糖尿病のコントロール指標は
糖尿病、または糖尿病予備軍と診断された場合、糖尿病のコントロールがうまくいっているかどうかは、血糖値とヘモグロビンA1c(HbA1c)の値によって判定されます。
血糖値はどれくらいがよいでしょうか
血糖値は空腹時には下がり、食事を摂ると上昇します。
正常では空腹時の血糖値は110mg/dl未満ですが、100mg/dlを超えると要注意です。
日本糖尿病学会のガイドラインでは、空腹時血糖は80〜110未満が「優」、110〜130未満が「良」となります。ですから、空腹時の血糖は130mg/dl未満、できれば110mg/dl未満が理想です。
食後は血糖が上昇しますが、正常の人はインスリンが働き、140mg/dl以上には上昇しません。
糖尿病ではインスリンの働きが悪くなり、時には300〜400mg/dl以上になることもあります。
しかし食事や運動療法、薬物療法などにより血糖値をコントロールすることは可能です。
ガイドラインでは食後血糖値は80〜140未満が「優」、140~180未満が「良」です。悪くとも、180mg/dl未満になるようにしましょう。
自己血糖の勧め
当院では、食後の血糖の上昇を知るため、通常食事をしたあとに来院してもらい、血糖を測定しています。ただし、来院時の測定だと1〜2ヶ月に1回の血糖しか測ることができません。食事内容や運動量が変われば、当然血糖値も変わります。そこで、日々の血糖値の変化を知るために、自己血糖測定器の使用をおすすめしています。
自己血糖測定器を使用すると、どのような食事をした時に血糖が上がりやすいかを知ることができ、血糖コントロールの改善につながります。また低血糖の予防にも役立ちます。
ご使用になりたい方は、当院受付までお問い合わせ下さい。
HbA1cのコントロール目標は?
血糖と共に糖尿病の管理に使われるのがHbA1cです。HbA1cは最近の1〜2ヶ月の血糖の状態を現します。ガイドラインでは、HbA1cが5.8%未満を「優」、5.8%〜6.5%未満を「良」と判定しています。
当院では糖尿病の方に糖尿病手帳をお渡しし、受診のたびに血糖値とHbA1cを測定して手帳に記入し、ご自分のコントロール状態をよくわかるようにしています。
血糖コントロール上の注意点
血糖コントロールを行う際に注意すべきは、血糖降下薬やインスリンを使用している方では、あまり厳格にコントロールしようとすると低血糖になることです。
低血糖になるとどきどきしたり、冷や汗が出たりし、最悪の場合は意識を失って昏睡になることもあります。また低血糖をくり返していると、動脈硬化が進むとも言われています。
このため、自分の血糖やヘモグロビンA1cの値をどれくらいにすべきは、必ずかかりつけの医師によく相談しましょう。
ヘモグロビンA1c(HbA1cの表示について)
HbA1cの値は、この文章では従来の値(JDS値)で表示していますが、H25年4月からは国際標準値(NGSP値)に変更になります。
NGSP値は、現在の値に0.4を加えた値です。すなわち、NGSP値では6.2%未満がコントロール「優」、6.2〜6.9%未満が「良」となります。
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