http://www.dr-maehashi.jp
今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
糖尿病で苦しまないために @
増えている糖尿病
当院は内科、循環器科を専門としていますが、最近糖尿病や糖尿病予備軍の方が増えているようです。この傾向は世界的にも現れており、その背景には運動不足やファーストフードの増加など、生活習慣の変化が大きく影響しています。
糖尿病はなぜ恐ろしいか
糖尿病を放置していると、様々な合併症を起こしてきます。
代表的なのが4大合併症と呼ばれるもので、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害、動脈硬化症です。
1 . 糖尿病性網膜症
糖尿病性網膜症は、初期には網膜の出血、白斑、浮腫などが起こり、進行すると網膜剥離や硝子体出血を起こして失明する恐れがあります。
糖尿病と診断された方は、自覚的に全く異常がなくても、1年に1回は眼科を受診して検査を受けましょう。
眼科の定期健診により、網膜症の発症、進行を防ぐことができます。
2 . 糖尿病性腎症
糖尿病性腎症は初期には症状がありませんが、たんぱく尿や血液中のクレアチニン値の上昇で診断されます。
腎症が進行すると腎不全となり、むくみや息切れを生じるようになり、さらに進むと透析治療が必要となります。
糖尿病性腎症は腎不全が進んでしまうと治療が困難のため、早期からの血糖や血圧のコントロールが最も重要です。
3 . 糖尿病性神経障害
糖尿病性神経障害は、糖尿病に長年かかっていると神経が冒され、足先の痛みやしびれが生じてくるもので、大変つらいものです。
最近は症状を和らげるために色々と良い薬ができてきましたが、一度発症すると完全に直すのはむずかしく、やはり糖尿病の初期からの血糖管理が重要になります。
4 . 動脈硬化
糖尿病になると、加齢と共に動脈硬化を起こしやすくなり、大きな問題となっています。
動脈硬化になると脳や心臓、下肢に行く動脈の血流が悪くなり、脳梗塞や心筋梗塞、下肢の壊疽などを起こします。
当院へは三田市民病院などから心筋梗塞や狭心症でカテーテル治療を行ったあと、薬物治療のために多数の方が来院されていますが、糖尿病が原因でこれらの病気になられた方が多くおられます。
動脈硬化にならないためには、血糖管理と共に適度の運動と食生活の改善を行い、さらに血圧やコレステロールの管理も重要になります。
以上の合併症を起こさないためには、糖尿病または予備軍と診断された時からの生活習慣の改善が最も重要です。
次回は、どのような点について注意をすればよいかを具体的に説明します。
過去の健康アドバイス一覧へ
 〒669-1541 三田市貴志字丁田79-1  TEL : 079-553-8088 FAX : 079-553-8077 E-mail : info@dr-maehashi.jp
Copyright (c) att's corporation all rights reserved. このHPの画像・文章・デザイン等の無断転載・複製を禁止します。