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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
女性に多い病気・・・鉄欠乏性貧血
鉄欠乏性貧血は、体内の鉄分が不足することが原因で起こる貧血で、特に閉経前の女性は月経により貧血になりやすく、成人女性の10〜20%に見られます。
鉄欠乏性貧血の診断
貧血の診断は血液検査を行うと簡単に分かります。
血液中のヘモグロビン量は、血液の濃さを調べる指標ですが、男性で13.2g/dl未満、女性で11.3g/dl未満だと貧血と判定されます。
貧血になると疲れやすさ、立ちくらみ、息切れ、動悸などの症状が現れますが、鉄欠乏性貧血の場合は徐々に進行するため、相当貧血が進行し、ヘモグロビン量が4g/dlになるまで自覚症状がない場合もあります。
また鉄欠乏性貧血の特徴的な症状として、氷などの固いものを食べたくなるようです。
貧血の診断はヘモグロビン量を測ることでできますが、鉄欠乏の診断には血清鉄値、血清フェリチン値も測り、これらの値が低値であることを確認する必要があります。
フェリチン値が高い場合は鉄欠乏性貧血ではなく、それ以外の原因を考える必要があります。
フェリチン値も低いと鉄欠乏性貧血と診断され、閉経前の女性の場合は月経過多が原因と考えて良いでしょう。
しかし男性や50歳以上の方が鉄欠乏性貧血となった場合は、胃癌や大腸癌からの出血の可能性もあり、精密検査が必要になります。
鉄欠乏性貧血の治療
鉄欠乏性貧血の治療は鉄剤投与が原則となります。
通常フェロミア、フェログラデュメットなどの薬を飲んでいただきますが、副作用として嘔気があり、人によっては飲みづらいようです。
そのような場合は寝る前に飲んでもらったり、それでも内服が困難な場合は鉄剤の注射を行います。注射週1〜2回で通常10〜20回で終了します。
サプリメントで鉄剤が含まれているものもありますが、量が少ないため、ある程度以上進んだ貧血の治療には不十分で、医療機関で薬をもらわれた方がよいでしょう。
バランスの良い食生活を
鉄欠乏性貧血になりやすい方はふだんから無理なダイエットをせず、バランスの良い食事をすることが大切です。
特に、肉や魚類(レバー、牛ヒレ肉、貝類、イワシの丸干し、マグロなど)、緑黄色野菜(小松菜、ほうれん草、春菊、かぶの葉、パセリなど)、切り干し大根、ごま、ひじき、ゆで大豆などを積極的に摂るようにしましょう。
貧血で気になる方はお気軽に当院までお問い合わせ下さい。
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