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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
コレステロールの治療基準が改訂されました
このたび、日本動脈硬化学会は動脈硬化性疾患予防ガイドラインを5年ぶりに改訂しました。
このガイドラインは、簡単に言えばコレステロールが高い方にどのように対処するかをまとめたものです。そこで、今回はコレステロールについてお話しします。
コレステロールの適正値は?
健康診断で「コレステロールが高い」「中性脂肪が高い」などの理由で医療機関を受診するように勧められる方は多いと思います。
このうち、特に重要なのがLDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール、LDL-C)です。
LDL-Cが高いと、心臓の動脈(冠動脈)の動脈硬化を起こしやすくなり、心筋梗塞や狭心症になりやすくなります。
健康診断ではLDL-Cが140mg/dlを超えると異常と判定されますが、この値を超えると直ちに心筋梗塞になるわけでなく、「ちょっとコレステロールが高いので気をつけましょう」と言うことです。
特に閉経前の女性は動脈硬化になりにくく、少々コレステロールが高くても服薬は不要です。
単にコレステロールが高いと言うだけで、不必要な服薬をしないように気をつけましょう。
しかし、45歳でもすでに心筋梗塞にかかったことがある方は、再発を防ぐため、LDL-Cが100mg/dl未満になるように薬物療法が必要です。
コレステロールに注意が必要なのは?
このように、コレステロールが高いと言っても、その治療目標は一人一人異なります。
特にコレステロールに注意が必要なのは、以下のような方々です。
1 心筋梗塞や狭心症にかかったことがある方
2 糖尿病や腎臓病、高血圧のある方
3 脳梗塞のある方
4 末梢動脈疾患(下肢の動脈の詰まり)のある方
5 両親に心筋梗塞や狭心症のある方
6 喫煙をされる方
7 高齢者(男性50歳以上、女性60歳以上)
これらはすべて動脈硬化の危険因子ですが、たくさんの項目があるほど動脈硬化が進みやすく、コレステロールを厳密にコントロールする必要があります。
新しいガイドラインでは、パソコンでこれらの危険因子を入力するだけで、どこまでコレステロールを下げるべきかが自動的に判定されます。
ただし、ガイドラインで「LDL-Cを下げるべき」と判定されても、まず生活習慣の改善に努め、服薬すべきかどうかはそれぞれの方の状態に応じて、医師が決定します。
詳しくはかかりつけの医師にご相談下さい。
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