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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
HbA1cの表示方法が変わります
4月より新基準表示に
糖尿病の診断や血糖コントロール状態の判定には、血糖値と共にHbA1c(ヘモグロビンA1c)が用いられていますが、今年の4月からHbA1cの表示方法が変わりました。
これは、これまで日本での表示方法がアメリカやヨーロッパなど日本以外の国と異なっていたため、世界共通の表示法に合わせるためです。
具体的には、これまでのHbA1c(JDS値)に0.4を加えたものが新しいHbA1c(国際標準値)です。すなわち、病院での検査や健康診断、人間ドックなどで記載されている値に0.4を加えると、新しい基準での値となります。
1年間の移行期間後、正式切り替えに
なお、平成24年4月1日から平成25年3月31日までは移行期間となり、平成25年4月からは国際基準値のみの表示となります。
病院や健診でHbA1cの検査をしてもらった時は、どちらの基準で表示されているか注意が必要です。
一般に、これまでの基準値はHbA1c(JDS値)と表示されます。
新しい基準値はHbA1c(国際標準値)、またはHbA1c(NGSP値)と表示されます。
当院では、糖尿病の方には糖尿病手帳をお渡しし、来院のたびにHbA1cを測定して結果を手帳に記入していますが、今後1年間は両方の値を記入する予定です。
新基準での理想値は?
それでは、糖尿病と診断された場合、血糖やHbA1cの値はどれくらいにするのがよいでしょうか。
日本糖尿病学会では、以下のように定めています。
指標 不可
不十分 不良
HbA1c(NGSP)(%) 6.2未満 6.2~6.9未満 6.9~7.4未満 7.4~8.4未満 8.4以上
HbA1c(JDS)(%) 5.8未満 5.8~6.5未満 6.5~7.0未満 7.0~8.0未満 8.0以上
空腹時血糖値(mg/dl) 80~110未満 110~130未満 130~160未満 160未満
食後2時間血糖値(mg/dl) 80~140未満 140~180未満 180~220未満 220以上
+0.4%シフト
理想的にはHbA1c(国際標準値)6.2%未満、空腹時血糖110mg/dl未満、食後血糖140mg/dl未満にすることが理想です。
特に現在糖尿病の薬を飲んだりインスリン治療を受けていない方で、60歳未満の方はできるだけ「優」を目指すように食事や運動に気をつけてください。
しかし、現在糖尿病の治療を受けておられる方や高齢の方は、あまり厳格な血糖コントロールは必要ありません。
特にインスリンや血糖降下剤により、血糖値が90〜80mg/dl以下になると、動脈硬化や網膜症がひどくなる恐れがあります
このため、当院では糖尿病で治療中の方のHbA1cの値は、6.9〜7.4%(国際標準値)で十分と考えています。
ご自分のコントロール指標をどれくらいにすべきかは個人により異なりますので、かかりつけの医師に相談しましょう。
自己血糖測定のすすめ
なお、低血糖を起こさずに良好な血糖コントロールを得るためには、自宅での血糖値測定が望ましいでしょう。やり方はとても簡単で、すぐに覚えることができます。
糖尿病で治療中の方、また血糖値が気になる方は、ぜひ
自宅での血糖測定をおすすめします。
自己血糖測定器の購入については、当院までお気軽に
お問い合わせ下さい。
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