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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
気管支喘息の新しい治療法A
気管支喘息と診断された場合、最近ではまず吸入ステロイド配合剤(アドエア、シムビコート)を使うことが多くなっています。
吸入ステロイド配合剤の使い方
吸入ステロイド配合剤は通常1回につき1〜2回吸入し、これを1日2回行います。
そして吸入をしたあとは、必ずうがいをする必要があります。
これは薬の副作用としての声のかすれや、口腔カンジダ症という病気を防ぐためです。
現在喘息で息切れがあっても、アドエアやシムビコートを使用すると速やかに発作が治まります。
しかし、発作が治まっても吸入を勝手にやめてはいけません。
それは、一度喘息発作を起こすと気管支は慢性の炎症状態になっており、再び発作を起こしやすくなっているからです。
発作がなくなってきたら医師と相談しながら徐々に薬を減らしていき、最低3ヶ月以上発作がなく呼吸機能が安定していれば、薬をやめてもよいでしょう。
吸入ステロイド配合剤を使用すると、副作用として手の震えや動悸を生じることがあります。
このような症状が現れたら、薬を減量、または中止する必要がありますので、必ず医師に相談してください。
発作が起こったら・・・
吸入ステロイド配合剤を使用していても、急に発作を起こして苦しくなることがあります。
この場合は短時間作用性ベータ刺激吸入薬(メプチンエアー、サルタノールインヘラーなど)を使用します。これらの薬は1回に1〜5分間隔で2吸入行い、1日の限度は8吸入です。
それでも治まらない場合は、飲み薬のステロイド薬(プレドニゾロン錠など)を服用します。
当院では重症の発作を起こす恐れのある方には、あらかじめ頓服としてお渡ししています。
強い発作が来て吸入や飲み薬を飲む余裕もない時、あるいは発作時の吸入や頓服を飲んでもよくならない時は、迷わず救急車を呼びましょう。強い喘息発作があると命に関わることもあります。
ただし、ふだんから吸入ステロイド配合剤をきちっと使用していれば、このような重症の発作を起こすことは滅多にないでしょう。
ピークフローメーターで気管支の状態をチェク
気管支喘息の日常のコントロールには、ピークフローメーターが役に立ちます。
この器械を使用することで喘息が今落ち着いているかどうか簡単に知ることができ、発作の予防にもつながります。ご使用になりたい方は当院でお貸ししていますので、お気軽にご相談下さい。
喘息は一度発症すると、簡単には治りにくい病気です。
しかしお薬を上手に使うことで、健常人と何ら変わることのない生活を送ることができます。
かかりつけ医と相談しながら、上手に病気とつきあっていきましょう。
参考文献 :
「 喘息の超コントロール法 」 久保 裕(著) / メディカルトリビューン社
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