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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
意外に多い甲状腺の病気 A甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症とは
甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの働きが低下して起こる病気です。
原因としては甲状腺の慢性炎症によるものが多く、橋本病と呼ばれます。
甲状腺機能低下症の症状
甲状腺機能低下症は、始めはあまり症状はありませんが、進んでくると、やる気がない、疲れやすい、眼や足のむくみ、寒がりになる、太ってくる、動作がのろくなる、毛が抜ける、記憶力の低下、便秘などを生じるようになり、中年から老年の女性に多いため、更年期障害や認知症と間違われることもあります。さらに症状が進むと、絶えず居眠りをして意識障害を来すようになります。
また血液検査ではコレステロール値が高くなるため、検診などでコレステロールが高いと言われた場合、一度は甲状腺機能の検査をしてもらいましょう。
甲状腺機能低下症の診断
甲状腺機能低下症の診断は、血液中の甲状腺刺激ホルモン(TSH)を測ることでわかります。
TSHの正常範囲は、当院では0.37〜3.73μU/mlで、これより高いと甲状腺機能低下症、低いと甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)が疑われます。
その他、甲状腺エコー検査では甲状腺の腫れが観察されます。
甲状腺機能低下症の治療
甲状腺機能低下症の治療は、軽度の場合(TSH10μU/ml未満)の場合には服薬の必要はなく、ヨードを含む昆布やワカメ、などの海草類は控えめにしましょう。イソジンのうがいを常用するのはやめましょう。
コレステロール値が高くて動脈硬化の恐れがある場合、TSHが10μU/mlを超えて倦怠感やむくみなどの症状がある場合は、チラージンSという薬を飲んでもらいます。
この薬は量を間違わなければ副作用はほとんどありませんが、効き過ぎると動悸、発汗、頭痛などがありますので、これらの症状が出たら、すぐに医師や薬剤師に相談しましょう。
橋本病で甲状腺機能が正常の方、あるいは軽症の甲状腺機能低下症で治療は必要ないと言われた方でも、今後機能低下が進行することもありますので、1年に1回くらいはTSHを測ってもらうとよいでしょう。
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