http://www.dr-maehashi.jp
今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
生活習慣の改善はよくかむことから
当院には、肥満による生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病)で多くの方が通院されています。
これらの方におたずねすると、たいてい「食べるのが速い」と言われます。
かむ回数が減った現代人
肥満の原因はいろいろありますが、かむ回数が少ないことも肥満になる原因の一つです。
なぜならば、よくかむことで脳の満腹中枢が刺激され、それほど食べなくても満腹感が得られます。それとは逆に、速く食べると満腹中枢が働かず、ついつい食べ過ぎてしまいます。
戦前の日本人は1回の食事で約1000回以上かんでいましたが、現代人は400回程度に減ってしまいました。これは、食物が昔に比べて柔らかくなったこと、現代人が忙しくなったことなど、さまざまな原因があると思われます。
昔の日本では食物は貴重品であり、食事を味わってゆっくり食べようと言う意識が強かったのかもしれません。現代人も食事に対してもっと感謝の気持ちを持てば、もう少しゆっくり食べれるかもしれませんね。
かむことの健康効果
ところで、よくかむと言うことはダイエットにつながるだけでなく、様々な良い影響を身体にもたらします。
まず、よくかむと唾液により食物が良く消化され、食物に味が出てきておいしくなります。
そして胃に対する負担が減り、お腹の調子が良くなります。
私は元々胃腸が弱い方ですが、よくかむことによって以前よりも胃のもたれが少なくなりました。
唾液は雑菌を殺す働き、食物の毒素を中和する働き、歯を丈夫にする働きなどがあり、発がんや動脈硬化も予防すると言われています。
さらにかむことは脳を刺激し、認知症の予防にもなります。
スポーツ選手がガムを食べながらプレイをするのも、脳の働きを高めるためです。
1口30回を目安に
ところで、かむ回数としてはどれくらいがよいでしょうか。
私はとりあえず1口30回を目安としています。
1口の量も少なめの方がいいでしょう。
 
この時、ただ機械的にかむのではなく、食物を良く味わってください。そうするとその食物の持つうまみに気づき、無理なく続けられるでしょう。  
そして食事をおいしいと感じたら、作ってくれた方への感謝の気持ちを表すとさらにいいですね。  
過去の健康アドバイス一覧へ
 〒669-1541 三田市貴志字丁田79-1  TEL : 079-553-8088 FAX : 079-553-8077 E-mail : info@dr-maehashi.jp
Copyright (c) att's corporation all rights reserved. このHPの画像・文章・デザイン等の無断転載・複製を禁止します。