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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
コレステロールが高いと言われたら
最近テレビでは製薬会社がコレステロールの危険性を盛んに訴えています。
確かに高すぎるコレステロールは心筋梗塞を起こりやすくしますが、心筋梗塞の発症には多くの因子が絡んでおり、少しコレステロールが高いだけでは心筋梗塞になりやすいとは言えません。
最も関係するのは年齢
心筋梗塞の発症に最も大きい影響があるのは年齢で、年を重ねるごとに動脈硬化が進み、高齢の方ほど心筋梗塞になりやすくなります。
また男性の方が女性より2倍以上心筋梗塞になりやすく、高血圧・糖尿病・喫煙なども影響を与えます。
一般的に閉経前の女性はコレステロールが高くてもそれほど心配はありません。
それでも健康診断で「コレステロールが高いですよ」と言われたら気になるでしょう。
心筋梗塞発症リスクをチェック
最近あなたの心筋梗塞のかかりやすさを計算するソフトが開発されました。
これはコレステロール値、性別、年齢、血圧、糖尿病と喫煙歴の有無を入力するだけで、簡単に算出されます。
なお、コレステロールは総コレステロールとHDL(いわゆる善玉コレステロール)を用います。
実際の計算にはインターネットで 「日本動脈硬化縦断研究」のホームページ(http://jals.gr.jp/) にアクセスし、「JALS急性心筋梗塞リスクスコアシート」をクリックしてください。
そこで上記のデータを入力すると、あなたの5年以内に心筋梗塞を起こす確率が計算されます。
スコアシートチェック例
たとえば50歳の女性で総コレステロール250,HDL60血圧120/80,糖尿病も喫煙歴もない方の場合、5年以内の心筋梗塞発症率は0.08%で、心筋梗塞を起こす心配はほとんどないことがわかります。
一方、50歳男性で総コレステロールが同じ250でも、HDL35,血圧150/100,糖尿病と喫煙歴がある場合、発症確率は2.4%となります。
この方が60歳までに心筋梗塞を発症する確率は5%近くとなり、生活習慣の見直しや、薬物療法により危険因子を減らす必要があります。
当院でも検診でコレステロール値が高いと言われた場合、この計算表を用いて今後の治療方針の決定に役立てています。
なお、特定検診では総コレステロールは測定されておらず、医院で測ってもらう必要があります。
また、コレステロールや血圧の薬をすでに飲んでおられる場合にはこの計算式は当てはまりません。
詳しくはかかりつけの医師にご相談下さい。
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