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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
山へ出かける前に心臓のチェックを
  〜 冠動脈CTのすすめ 〜
夏になると、山登りに出かけられる方も多いと思います。
当院に来院されている中高年の方でも、日本アルプスや富士山、あるいは遠く海外の山へ行かれる方もいます。
最悪の事態にならないために・・・
旅行や山登りに出かける時に心配なのが病気ですが、特にこわいのが心筋梗塞です。
突然の胸痛におそわれ、放置すると数時間以内に死亡する危険があります。
日本の都市部では救急網が整備されており、すぐに病院に搬送されて適切な治療が受けられますが、山の上ではそうはいきません。
下山するまで何時間もかかるようだと、その間にどんどん病気が進行していきます。
まして海外では、下山しても日本のように十分な治療が受けられないことの方が多いでしょう。
冠動脈CT検査で、心筋梗塞の危険度をチェック
そこで中高年者で山登りを計画されている方は、一度「冠動脈CT検査」をおすすめします。
冠動脈は心臓の筋肉に栄養を送っている血管で、冠動脈の状態を調べることにより、心筋梗塞になりやすいかどうかがわかります。
これまで、冠動脈の検査を行うには入院しないとできませんでしたが、冠動脈CTでは外来で簡単に行うことができます。検査に要する時間は、通常30分以内です。
この検査により、冠動脈に狭搾があるか、また心筋梗塞になる危険があるかなどが、かなり正確にわかるようになりました(写真参照)。
冠動脈の狭搾部位
この検査で異常がないと判断されれば、安心して山登りに出かけていいでしょう。
もし上の図のような狭窄が見つかった場合は、そのまま山登りに出かけるのは危険です。
さらに詳しい検査を行い、薬物治療を行ったり、時には入院が必要になります。
検査の対象となる方は?
具体的には、どのような人が冠動脈CTの検査を受けると良いでしょうか。
高血圧、糖尿病、脂質異常症などで通院中の方、健康診断などでメタボリックシンドロームといわれた方、喫煙されている方、あるいは最近までタバコを吸われていた方、近親者に心筋梗塞や突然死のある方などです。
また、冠動脈CTの検査の時は造影剤という薬の点滴をしますが、薬に対するアレルギーのある方、腎臓の悪い方はできない場合もあります。
また、検査中は5〜10秒程度息を止める必要があり、息止めがむずかしい方は検査ができない時もあります。
ご自分が検査が必要かどうか、また検査を受けても危険性がないかなどは、かかりつけの先生にご相談ください。
冠動脈CT検査は、現在のところ、限られた施設でしか受けることができません。
当院では、冠動脈硬化の疑いのある方はこれまで神戸市北区や宝塚市の病院に紹介してきましたが、最近三田市民病院にも最新型のCT装置が導入されました。
検査を希望される方は三田市民病院、または当院までお問い合わせください。
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