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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
心筋梗塞、狭心症の予防のために
  〜 LDLコレステロール/HDLコレステロール比に注目 〜
特定検診が始まって、そろそろ1年になります。
特定検診の項目はいろいろありますが、今回は 「LDLコレステロール(以下LDL-C)」 と 「HDLコレステロール(以下HDL-C)」 の比についてご説明します。
LDLコレステロール、HDLコレステロールとは
以前は 「総コレステロール」 を測定していましたが、総コレステロールの中に、LDL-CとHDL-Cが含まれています。
LDL-Cはいわゆる 「悪玉」 コレステロール、HDL-Cは 「善玉」 コレステロールと呼ばれるもので、簡単に言えばLDL-Cは多いほど動脈硬化になりやすく、HDL-Cは少ないほど動脈硬化になりやすくなります。
同じコレステロールでも意味が全く異なるため、特定検診では総コレステロールは測らずに、LDL-C、HDL-Cのみを測定するようになりました。
そして、LDL-Cが130mg/dl以上、HDL-Cが40mg/dl未満の方は動脈硬化になりやすく、要注意ということになっています。
LDL-C/HDL-C比が重要
ところが最近の研究では、動脈硬化の指標として、悪玉コレステロールと善玉コレステロールの比率、LDL-C/HDL-C比が最も重要であることがわかってきました。
すなわちLDL-C/HDL-C比が2.5以上の人は、そうでない人に比べて動脈硬化が進行しやすく、心筋梗塞になりやすいのです。
LDL-Cが120mg/dl、HDL-Cが40mg/dlの場合、どちらも特定検診の基準範囲内ですが、LDL-C/HDL-C比は3.0となり、将来、心筋梗塞を起こす可能性が高くなります。
LDL-C/HDL-C比を計算してみましょう
最近の検診では、必ずLDL-C、HDL-Cを測定しています。
検診結果が届いたら、自分でLDL-C/HDL-C比を計算してみましょう。
この比が2以上の方は、動脈硬化について要注意です。
タバコを吸っている方は、必ず禁煙しましょう。
肉類よりも魚類や海藻、野菜、キノコ、海藻などを積極的に食べ、1日20〜30分のウォーキングや筋トレを行って、脂肪を燃焼させる運動を続けましょう。
これらの生活習慣の改善を行っても、LDL-C/HDL-C比が2.5以上で、あなたが40歳以上の男性の場合は、将来心筋梗塞になるおそれが高く、薬物療法を開始した方が望ましいでしょう。
またすでに心筋梗塞や狭心症にかかった方、高血圧、糖尿病のある方、親や兄弟に心臓病のある方などはより厳格な管理が必要で、LDL-C/HDL-C比が1.5以下が望ましいとされています。
詳しくは、かかりつけの医院などにご相談ください。
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