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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
 ワーファリン、抗血小板薬などをお飲みの方へ
  〜 抜歯、胃内視鏡検査、手術の時の対処法 〜
今月は、ワーファリン、抗血小板薬などを服用されている方の、治療や手術時の対処方法をご紹介します。
ワーファリン・抗血小板薬の作用と種類
ワーファリンは血液を固まりにくくする働きがあり、心房細動、心臓弁膜症の術後、肺塞栓症の方などが服用します。
抗血小板薬は脳梗塞、狭心症などの動脈硬化疾患の治療と予防に使われるお薬で、バイアスピリン、バファリン、パナルジン、プラビックス、エパデール、プロサイリン、プレタール、オパルモン、アンプラーク、ペルサンチンなどがあります。
特に気をつけたい治療や手術
これらのお薬を服用していると出血しやすくなり、特に問題となるのは歯科で抜歯の処置を受ける時、胃や大腸の内視鏡による検査や手術を受ける時、眼科、整形外科などの手術を受ける時などです。
ワーファリンや抗血小板薬を服用していると、これらの処置や手術を受ける時に出血しやすくなりますが、かといって服薬をやめてしまうと、場合によっては脳梗塞や心筋梗塞の危険性が高まることがあります。
どのような場合に服薬を中止すべきか、あるいは継続しても良いかは処置の内容や患者さんの状態によって異なります。
治療・手術時の対処法
最も多く相談を受ける内容は、歯を抜く時に薬をどうするかと言うことです。
多くの場合、抜歯の時はワーファリンや抗血小板薬の服薬は継続可能です。ただし、歯医者さんには内科で薬をもらっていることを説明し、十分注意しながら処置をしてもらいましょう。
白内障の手術も、高齢の方ではよく受ける手術です。
以前は白内障の手術の際はワーファリンや抗血小板薬は中止していましたが、出血の危険性はほとんどなく、最近では服薬を継続する場合も多いようです。実際に手術を受ける時には、眼科の先生とかかりつけの内科の先生によく相談しましょう。
胃や大腸の内視鏡検査や手術を受ける時、あるいは整形外科、外科、泌尿器科などの手術を受ける時には出血の危険性があり、多くの場合ワーファリンや抗血小板薬は中止する必要があります。ただし、次のような方は服薬の中止については特に注意が必要です。
 1. 脳梗塞にかかったことがある方
 2. 人工弁置換手術を受けた方
 3. 心臓弁膜症で心房細動のある方
 4. 最近冠動脈のカテーテル治療を受け、ステントを入れられた方
これらの方は、内視鏡の検査や治療、手術を受ける時にはお薬の中止についてはかかりつけの医師とよく相談する必要があります。
当院でも、このような場合には内視鏡検査や手術を担当する医師に手紙を書き、その患者さんにとって最も良い方法を選ぶようにしています。ご不明の点があれば、いつでもお気軽にご相談ください。
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