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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
 「喘息」 といわれたら
「喘息」は、正式には「気管支喘息」と言います。
気管支は肺の中の空気の通り道のことで、喘息は気管支が一時的に狭くなり、そのために息苦しくなる病気です。
喘息の症状
症状は発作的に起こる呼吸困難で、「ゼイゼイ」という音が自分で聞こえることもあります。長期にわたって咳が続き、かぜだと思っていたら実は喘息だった、と言うこともあります。
喘息の診断
喘息の診断は、典型的な症状があれば比較的簡単につきます。しかしかぜだと思って病院に行き、「喘息ですね」といわれたら、多くの方が不安になるのではないでしょうか。
喘息と診断された方の半数以上は直ってしまうか、あるとしてもたまに発作を起こす程度ですみます。残りの方は継続して喘息の薬を飲む必要がありますが、治療法の進歩により、それほどひどい発作を起こさずに過ごせるようになりました。
喘息の治療
喘息治療の基本は喘息の原因を取り除くことで、タバコを吸っている方は必ず禁煙しましょう。特定の物質にアレルギーのある方(そばアレルギーなど)も喘息発作を起こすことがあり、その場合には、できるだけアレルギーの原因となる物質の除去につとめます。
喘息患者の多くは、薬物による治療が中心となります。
喘息の薬は以下の3つに分けられます。
 (1) 気管支拡張薬
 (2) ステロイド薬
 (3) 抗アレルギー薬
(1) 気管支拡張薬
これらのうち、最も基本となるのが(1)の吸入型の気管支拡張薬で、当院ではサルタノールという薬を採用しています。週に1〜2回程度しか息切れや咳の発作がない場合は、サルタノールを発作の時だけ吸入すれば十分です。
気管支拡張薬は、副作用として心臓に負担がかかることがあります。サルタノールはほかの気管支拡張薬に比べて心臓への負担が少ないですが、決められた用量を守ることが大切です。
(2) ステロイド薬
サルタノールだけでコントロールできない場合は、(2)のステロイド薬の吸入を行います。当院では、オルベスコ、パルミコート、キュバール、フルタイドなどの薬を使用しています。
喘息は気管支の炎症が原因とされており、ステロイド薬は炎症を抑える働きがあります。サルタノールの様な即効性はないですが、服用して1〜2週間すると、徐々に発作が治まってきます。
ステロイド吸入薬は比較的副作用が少ないですが、薬によっては長期間大量に使用すると免疫力の低下や骨粗鬆症を起こし、小児では成長を遅らせることもあります。
(3) 抗アレルギー薬
これらの薬でも発作がコントロールできない場合は、その他の気管支拡張薬やステロイドの飲み薬、(3)の抗アレルギー薬を併用しますが、いずれの薬にも副作用があり、使用についてはかかりつけの医師によく相談しましょう。
また発作がひどく、吸入を2〜3回行ってもよくならない場合は、早めにかかりつけの医師に相談するか、近くの病院を受診しましょう。
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