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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
理想の糖尿病コントロールは?
当院では、糖尿病および糖尿病予備軍の方には厚生労働省の方針に基づき、生活習慣病として定期的な検査、生活指導、治療を行っています。
具体的には、来院のたびに診察前に血糖、ヘモグロビンA1c(HbA1c)、検尿検査、体重測定を行い、その結果を皆さんの糖尿病手帳にお書きします。同時に診察前の食事内容(午前の診察の時は朝食、午後の診察の時は昼食とおやつ)を書き出してもらいます。
診察の時にはこれらのデータをチェックし、どのような食事をするとどの程度血糖が上がるかを実感して頂きます。やはりお寿司や丼物、果物、野菜ジュースなど、糖質の多いものを食べると血糖が上昇するようですね。
理想的な血糖の値は?
では、血糖やヘモグロビンA1cの値は、どのくらいが理想でしょうか。
正常の若い人の場合、血糖値は90mg/dl前後で食事の前でも後でもほとんど変化がありません。食事をして糖分が血液中に入るや否や、直ちに膵臓からインスリンが放出され、糖分を筋肉などに取り込んで速やかに血糖値を正常に保ちます。このことは、わずかの血糖上昇がからだに障害を与えるため、厳密に血糖値がコントロールされていると言えます。
糖尿病の初期では、まず食後に血糖が上昇しやすくなります。食後血糖が150程度でも動脈硬化が起こりやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞の危険性が高まります。そのため、当院では食後の血糖値が120未満になるように指導しています。
ヘモグロビンA1cは最近1〜2ヶ月の血糖の状態を表します。正常値は5.8%未満で、6.5%以上だと糖尿病と診断されます。当院に来院されている方には、少なくとも6%未満、できれば5.5%未満になるように指導しています。
血糖のコントロールに効果的な方法
それでは、食後の血糖120未満、ヘモグロビンA1c5.5%未満を達成するためにはどうすればよいでしょうか。
糖尿病の治療は食事療法、運動療法、薬物療法の3つからなりますが、そのうち最も大切なのは食事療法です。食事療法の基本は白米やパン、お菓子などの糖質を制限することにつきますが、自分で食事を気をつけているつもりでも、病院で血液検査をしないとどれくらい血糖値が上がっているか分かりません。
そこで、糖尿病のコントロールを良くする最も良い方法は自宅で血糖値を測ることです。
週1〜2回、起床時と毎食後に血糖を測り、食事や運動と血糖値との関係を調べることで、どのような食事をし、運動をすると血糖のコントロールがよいかが実感できます。
実際に家で血糖を測って頂くと、皆さん血糖のコントロールがかなり良くなります。ただ、血糖を測るために指先に針を刺すと、かなり痛い場合があるようです。最近はてのひらで血液を採る器具もあり、それを使うとほとんど痛みがありません。
すでに糖尿病と診断されている人はもちろん、検査で血糖値が150以上の方、あるいはヘモグロビンA1cが6%以上の方は、糖尿病の予防のために自己血糖の測定をお勧めします。
血糖測定を希望される方は、当院までおたずねください。

 

 

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