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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
 自分の血糖値を知りましょう
当院は循環器科を標榜していることもあり、狭心症や心筋梗塞の患者さんが多く来院されますが、その患者さんの多くが糖尿病です。糖尿病と言っても、血糖値の上昇はごくわずかで、食後の血糖値が140mg/dl程度の方も見られます。
しかし最近、軽度の糖尿病であっても知らないうちに動脈硬化が進み、脳梗塞や心筋梗塞の危険性が高まることが知られてきました。
そこで当院では、糖尿病や糖尿病になる恐れのある方には、来院時にできるだけ頻回に血糖のチェックを行っています。
血糖値はどのくらいが正常?
では正常の血糖値とはいくらでしょうか。
若年の健康な人では、食事の前後を通じて、血糖値は85mg/dl程度です。
もちろん食事のあとすぐには血糖は上昇するでしょうが、膵臓からインスリンが放出されて、遅くとも2時間後には血糖値は正常になるはずです。
従って、食後2時間の血糖値が120mg/dlの方は糖尿病、あるいはその予備軍といえます。
当院では、患者さんの状態にもよりますが、食後の血糖値はできるだけ100mg/dl未満になるように指導しています。
ただ、病院に来院された時に血糖を測るだけでは不十分です。朝食はあまり食べなくて、夕食にたくさん食事をされる人では、午前中の血糖は正常でも、寝る前には200mg/dl以上になっているかもしれません。また、インスリン注射をしている場合は、血糖値が低くなりすぎる恐れもあります。
自宅での測定をお勧めしています
そこで当院では、糖尿病で治療中の方にはできるだけ自宅で血糖を測って頂くことをお勧めしています。
自宅で血糖を測るためには、自己血糖測定キット (12000円) と測定用のチップ (30回で2500円) を購入していだきます。実際の測定は、専用の器械で自分の指先に針を刺し、その血液を用いて測ります。慣れれば1〜2分でできるようになるでしょう。
自己血糖測定器を家に持ち帰ったなら、まず起床時、毎食後2時間、就寝時の計5回測ってみてください(インスリン注射をしていない場合)。
当院ではその結果に基づき、より適切な食事、運動療法、薬物治療を行っていきます。
糖尿病治療および予防の第1歩は、自分の1日の血糖パターンを知り、できるだけ血糖値を正常化(85mg/dl前後に近づける)することです。
また食後の血糖の上昇は、肥満にもつながります。
自己血糖の測定は、糖尿病の方だけでなく、30〜40歳代の太り気味の方、糖尿病予備軍と言われている方にこそお勧めしたいと思います。
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