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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
 働きすぎていませんか
当院には、働き盛りの男性の方が多く受診されています。高血圧、高脂血症、糖尿病といった「生活習慣病」の方が多いですが、最近ではこれに肥満が加わると、「メタボリックシンドローム」と呼ばれるようになっています。
帰宅が遅い方、残業続きの方へ
肥満の解消のためには運動療法や食事療法が大切ですが、皆さんに帰宅時間をお聞きすると、午後10時や11時という方がけっこういらっしゃいます。
遅い時間に帰宅すると夕食も遅くなり、食事のあとすぐに眠るという形になり、どうしても太りやすくなります。このような方には、夕方に軽食を摂るとか、帰宅してからはご飯などの炭水化物を控えめにするようにお願いしていますが、どうしてもからだに負担がかかります。
帰宅が遅くなると太りやすくなるだけでなく、睡眠時間が減り、集中力が低下して仕事の能率が悪くなり、さらに残業が増えて帰宅が遅くなるという悪循環になっていきます。
1ヶ月の残業時間が45時間以内であればあまり問題ありませんが、45時間を超えた状態が数ヶ月以上続くと、脳梗塞や心筋梗塞、うつ病などになる危険性が高まります。最悪の場合には過労死という結果になることもあります。
もちろん残業を減らすには、個人の力ではどうしようもない面もあるでしょう。しかし、会社のために一生懸命働いても、それで健康状態を損なってしまっては何にもなりません。高血圧や高脂血症だけなら、薬でコントロールできますが、心筋梗塞や脳梗塞になってしまえば、後遺症が残ったり、以前のようには仕事ができなくなるかもしれません。
健康で楽しく働くために
私がこの医院を開業して、今年でちょうど5年になります。おかげさまで来院される患者数は順調に伸びてきましたが、その分仕事量もかなり増えてきました。夜遅くや休日にも医院で仕事をしていました。しかし、そのためか最近疲れを感じることが多くなりました。
私自身もこれは仕事のしすぎかなと思い、最近は休日や夜遅くの仕事はできるだけ控え、スポーツジムにも通うようになりました。今のところは体調もいいようです。
現代の過酷な競争社会では個人への負担は増す一方です。しかし、社員が健康で楽しく働けてこそ会社の存在意義があるのではないでしょうか。労働コンサルタントの下村洋一先生は、勤怠管理は健康管理の基本であると強調し、「社員・上司に1分でも時間外労働を減らそうという意識を持ってもらうことが働きすぎ対策の基本である」と述べています。
日本の自殺率は先進国の中でトップだそうですが、これも過酷な労働条件が関与しているのかもしれません。これからは社員の一人一人が労働条件の改善のための意識を持つことが必要になるでしょう。
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