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今月の健康アドバイス
院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月の健康アドバイス
生活習慣病の予防のために
  コレステロールの値はどれくらいがいいのか
日本動脈硬化学会では、コレステロール値の上限を220mg/dlとし、これを超えると要注意としています。健康診断でも、「コレステロールが高いと言われました。」と、多くの方が来られますが、この健康診断のコレステロールの基準値も、ほとんどの場合220mg/dlとなっています。
ところが、最近健康診断のデータなどをもとに見直しが行われ、高血圧や糖尿病、心臓病などのない方では、コレステロールが高くてもあまり心配ないことがわかってきました。
 コレステロールと死亡率の関係
下の図は、福井県の老人検診を受けた男性の、その後の5年間の経過を見たグラフです。
これを見ますと、コレステロールが220以下になると、癌などの悪性腫瘍による死亡が増えているのがわかります。すなわち、高齢の方ではコレステロールが高いよりも、低すぎる方が良くないようです。
総コレステロール値と5年死亡率(福井市男性)
 健康な人のコレステロール値は?
そこで、東海大学の大櫛教授らは、検診のデータなどをもとに健康な日本人の総コレステロール値のガイドラインを発表しました。
下の表がそのガイドラインですが、これによりますと、40歳の方は、男女ともコレステロール値は260を超えなければいいことになります。ただし、糖尿病や高血圧のある方、脳梗塞や心筋梗塞の既往のある方はもう少し低くした方がいいですので、かかりつけの先生に相談しましょう。
この表で気がつくのは、若い人ほど基準が厳しいと言うことです。最近は若年の方で運動不足、食生活の偏りなどで肥満の方が増えています。 この方たちは、コレステロールが高いからと言って、直ちに薬を飲む必要はないかもしれませんが、将来の動脈硬化の予防のため、生活習慣の改善がぜひとも必要と思われます。
健康な日本人の総コレステロール値のガイドライン
参考文献 : 「間違いだらけの診断基準」 太田出版
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