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院長ごあいさつ
Dr.前橋の「診療日記」
今月健康アドバイス
動脈硬化を防ぐための検診データのみかた
検診ではいろいろな検査が行われますが、その中で動脈硬化との関連が深い検査について説明します。
尿検査
尿に蛋白がある場合、高血圧や糖尿病が原因で腎臓に障害を来している可能性があります。ただしかぜで発熱していたり、激しい運動の後でも一時的に陽性になることがあります。とりあえず再検査を受けることをおすすめします。 また尿中に糖が出ている場合は糖尿病のおそれがあります。
肝機能検査
検診では血液検査でGOT, GPT, γ-GTPなどを調べます。肝炎や胆石などでも異常になりますが、肥満や高脂血症により脂肪肝になっている場合にも軽度の異常が見られます。
腎機能検査
血液中のクレアチニン、尿素窒素、尿酸などを調べます。いずれも高血圧や糖尿病が原因で腎臓が弱ってくると上昇します。この中でも特にクレアチニンが1.2mg/dl以上になると腎臓病の可能性が高くなり、将来透析になるおそれもあります。ぜひ医療機関を受診しましょう
脂質検査
検診では血液中の総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロールなどを調べます。総コレステロール、中性脂肪が高いと動脈硬化になりやすくなります。HDLコレステロールは、いわゆる善玉コレステロールと呼ばれていて、40mg/dl以下になると動脈硬化になりやすくなります。LDLコレステロールはその逆で悪玉コレステロールと呼ばれ、140mg/dlを超えると動脈硬化の危険因子となります。
糖尿病の検査
血糖、ヘモグロビンA1cなどを調べます。空腹時の血糖値が100mg/dl以下、食後で120mg/dl以下が正常値でそれを超えると糖尿病、または糖尿病の予備軍の疑いがあります。ヘモグロビンA1cは最近の1〜2ヶ月の血糖状態を反映した指標で、正常値は5.8%以下で、それ以上だと糖尿病の疑い、6.5%以上だと糖尿病と診断されます。  以上の検査で、1つだけよりも2つ以上異常がある方が動脈硬化になりやすくなります。

それに加えて高血圧、肥満、喫煙、さらにご家族に心筋梗塞や脳梗塞がある方はより注意が必要でしょう。 最近はコレステロールが少しくらい高くても下げる必要がないという意見も見られます。しかし、その人にとって最適な値というのはひとりひとりちがいます。ご両親が40歳くらいで心筋梗塞になったりしていたら20歳代からでも動脈硬化にならないように注意をすべきでしょう。

次回は動脈硬化の判定法について説明します。
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